診療の流れ
三重県四日市市のさくら総合歯科ベビーキッズ歯ならびクリニックの赤ちゃん・子ども診療は、予防を基本方針としています。
むし歯治療のみを希望される方に対応できる診療体制は取っておりません。
診療の流れをご覧いただく前に、まず
●『はじめて来院を希望される方へ』のページ
●『医院理念』のページ
をよくお読み下さい。
まず、お電話でご予約ください
さくら歯科の初診の受け入れに対する考え方
さくら歯科は、完全予約制を採用しています。 歯科予防・治療は、丁寧に治療を行うと、お一人お一人に時間がかかります。
時間をかけて治療するためには、どうしても予約制にする必要があります。 また、さくら歯科では、メディカルトリートメントモデル(MTM)の考えに基づいて診療を進めていきます。
来院される方はそれぞれ気になるところがあると思いますが、その部分は先に治療せず、まず最初に、あなたの現状と今後のリスクについて調べる、種々の検査を行います。
小児の場合は検査のためにⅠ~2回、成人の場合は2~3回のご来院が必要です。
検査の結果について小児は2回目以降、成人は3回目以降のご来院時に詳しく説明します。
その結果、むし歯のリスクが高い方は、そのリスクを下げる処置または生活習慣指導を行います。
それと並行して、成人の場合は歯周病の基本治療を行います。
その後再度リスクの検査を必ず行い、リスクが下がったことを確認するか、引き続きリスクを下げる行動を継続していただいた上で、むし歯治療に移ります。
リスクが下がる行動を行っていただかない場合は、どんなに丁寧に治療しても短期間に再発するリスクが高く、結果的にそれでは歯を守れません。
当院は、本気でお口の健康を大切にしていただくことを目的に診療しております。そのことをご理解いただいた上で、ご予約をお願い致します。
なお、成人の場合は中等度以上の歯周病治療のある方は、その治療も行います。
成人の治療の詳細については、三重県四日市市のさくら総合歯科おとな編HPをご覧下さい。
お子さまの診療を行う曜日・時間帯
さくら総合歯科では、初診時にしっかりお話を伺うと同時に、唾液検査や歯磨き指導などを行います。
初診は時間がかかることから、予約のあいている日時にご予約をお取りいただくことになりますので、『今日明日に診てほしい』というご要望にはお応えできかねます。
お子さまの診療は、
・平日15時~(初診最終は16時30分)
・土曜全日
のどちらかとなります。
ご希望の曜日、時間帯にもよりますが、キャンセルがない場合予約は通常数日~2週間以上先になります。
また、主訴(来院を希望する理由)によっては電話応対者が予約日時を判断出来ない場合があります。
そのときは症状やご希望の曜日時刻等を確認の上、あとで当院からお電話をかけ直し、ご予約の日時を決めさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。
なお、こども矯正治療の流れは、通常の治療とは全く異なります。
矯正治療の流れについては、「こどもを健康に導く矯正治療のサイト」をご覧下さい。
初診カウンセリング(医療面接について)
さくら歯科では、特別な場合を除き、まず症状などについて詳しくお話を伺い、その後当院のポリシーについてお話致します。
短い方でも15分程度、様々な症状を訴えられる方は、30分以上かかる場合があります。
それが終わってから検査を行い、病気についての説明や、治療を行います。
赤ちゃん~就学前の初診
赤ちゃんに対して、歯科で何を行っていくのかイメージがわかないと思います。
・出産前に赤ちゃんの育て方について学んでおきたい
・赤ちゃんの育て方の質問・疑問
・発育発達が遅いような気がする
・歩き方がおかしい
・抱っこの仕方を知りたい
・離乳食について知りたい
・アトピーや鼻炎で悩んでいる
・むし歯を予防したい
・健康な歯並びを育成したい
など、子育てに関する疑問について、まず伺います。
その後当院でどのようなアプローチ(保健指導:自費扱い)が可能か簡単にご説明いたします。
その後、状態に応じて毎月~3か月に1回ペースでご来院いただき、そのつどてきっせつなアドバイスをしていきます。(アドバイスは有償)
小学生の初診
当院は、むし歯を治療だけしてほしい、という方へ対応できる体勢を取っておりません。
まず、なぜむし歯が出来たかを一緒に考え、その原因を探ります。
また、健康な歯ならび・かみ合わせの育成、それと関連する足指の問題についても指導、実践していただくことも前提としています。
そして、それを改善してむし歯のリスクが下がったと判断してから、予防のための定期管理に通院して戴くことを前提に、むし歯治療を行います。
必要があれば、リスクが下がるまでの間、むし歯の進行止めを塗って対処します。
中学生~高校生
日本の12歳児のむし歯はかなり少なくなりましたが、残念ながらその後急激にむし歯が増加し、成人した頃では12歳児ほどむし歯が減少していません。
つまり、中高時代に親の手を離れ、むし歯になりやすい飲食物を口にする機会が増えることが、その原因と思われます。
したがって、この時期はお子さま本人の教育と、予防処置が中心となります。
ただ、さくら総合歯科の子ども診療は平日午後3時から5時半(終了)までですので、この年齢からの通院は、学業との兼ね合いで難しいかもしれません。
小学生以前から継続的に通院されている場合は、土曜日に対応できる場合があります。
足指・靴講座のみ御希望の場合
当院では、足指の健康的な育成、『足育』に取り組んでいます。
足育は、基本的には当院に予防処置に通院している方に対して行いますが、『足育のみ希望』される方のご要望にも対応しています。
さくら歯科院長は数多くの足指・靴関連の講座(日独小児靴研究会など)を受講しており、かなり踏み込んだアドバイスをしています。
成人の方は、さくら総合歯科おとな編HPのフットコーディネートのページをご覧下さい。
全般的注意
こどもの初診は1時間から2時間程度の時間がかかります。
また、医療の特性上、予約時刻にぴったり診療が始まることは有り得ません。(この件に関しては『初めて来院される方へ』のページに詳しく説明してあります。)従って、時間に余裕を持ってご来院ください。
治療の流れについて(小児部門)
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健康保険証のご呈示
健康保険証を確認させていただきます。
健康保険証を忘れてこられると、自費診療となりますのでご注意ください。
また、自費診療の場合にも身分証明書として健康保険証の呈示が必要です。 -
問診票のご記入
問診票に、主訴や全身状態などについてご記入いただきます。 -
啓蒙ビデを視聴
あなたのお口の健康を守るために必要なことをお伝えするため、啓蒙ビデオをご覧いただきます。 -
初診カウンセリング
現在の症状、治療に対してのご希望などを詳しくお伺いします。 -
検査
お口の中の写真(5枚)、全身写真、唾液検査、部分的なレントゲン写真を撮影します。(例外あり) -
主訴に対するご説明
最も気になっているところの現状をご説明し、そうなった理由・対処方法について簡単に説明致します。
その後、全身の健康を考慮した歯ならび異常の予防やむし歯治療の重要性についても説明します。 -
必要があれば応急処置
初診の時は応急処置のみ行うか、各種説明のみ行うこともあります。 -
歯磨き指導とフッ素塗布
お子さまのお口の中のバイ菌の付着状態をご覧いただき、お子さま自身と母親の仕上磨き指導を行います。
そのあと、フッ素塗布を希望されない方以外にフッ素塗布を行います。 -
小さなむし歯の処置
小さなむし歯はこの時点で治療する場合があります。
大きなむし歯などをこの時点で治療すると、質の高い治療が出来ません。 -
食事指導等
予防にとっての最重要分野、食事指導を行います。
ご自身でネットや書籍で調べた知識は、偏った知識である場合が多いので、知識の確認の意味を兼ね、すべての方を対象として行います。 -
口腔筋機能検査・訓練
歯ならびやかみ合わせが悪くなる原因であるばかりでなく、身体機能や高齢時に誤嚥や介護の原因となり得る口腔機能の問題を調べ、問題があれば訓練を行います。
時に装置を併用することもあります。 -
矯正治療
歯ならびやかみ合わせに問題があれば、その治療を行います。 -
定期的な管理
3~6か月に1回程度、定期的な管理を行い、自己管理の再確認と自身では取りきれないバイ菌の除去などを行います。
むし歯リスクの高い子どもには、3DSと呼ばれる処置を行うこともあります。
ご予約の日は、少し早めに御来院下さい
初診時には、問診票の記入等をしていただく必要がございます。
ご予約の時間より5分程度早めに御来院いただきますよう、ご協力をお願い申し上げます。
また、前の患者さんの治療に手間取った場合、お話を伺う時刻がご予約の時刻より大幅に遅れる場合がございますが、治療の質を保つためですので、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
お問い合わせ
通院中以外の方のお問い合わせは、さくら総合歯科Facebookのメッセンジャーにてお願い致します。
通院中の方は、お電話でお願い致します。
お電話は、必ず月曜から土曜(休診日を除く)の午前中にお願い致します。
電話番号: 059-326-0054