最近、口をぽかんとあいたままのお子様が多いようです。
また、私(さくら総合歯科院長)が出張で東京など大都市に行ったとき、周囲の人の口元を観察していると、口を開いて歩いている人が非常に多いことに気
舌・唇の機能に異常のあるお子様、口呼吸のお子様は近年増加傾向にあります。
その理由は、
・アレルギー性鼻炎
・ 離乳が早すぎる
・ 母乳でなく人工乳で育てる
・ 離乳症の進め方の問題
・ 離乳食を与えているときの姿勢の問題
・ おしゃぶりを早くやめさせすぎ
(これについては賛否両論あり)
・ 色々な物をなめるのをやめさせる
・ 早く立ち上がる、歩行する
などが指摘されています。
したがって、これら「口や舌の機能に異常を起こす原因」そのものを改善することが、極めて重要です。
例えば、アレルギー性鼻炎で鼻の通り(鼻腔通気度)が悪ければ、それを治さずに鼻呼吸を確立するのは、極めて困難です。
口呼吸が治らなければ、歯ならび・かみ合わせ・あごのより良い成長は得られません。